2008.08.27
フローテ公園の殺人
![]() | フローテ公園の殺人 (創元推理文庫 106-3) 橋本 福夫 東京創元社 1975-09 by G-Tools |
前半は地味なのですが、後半急に面白く感じられるようになり、最後までぐいぐい引っ張られるように読みました。途中で探偵役が交代したり、舞台が移ったり、結構長いスパンの話だったり、意外な感じで楽しめました。
クロフツ作品はやはり安心感を持って読めるような気がします。ハズレがないというか…。
でもこの作品、後の作品にも出てくるような展開が多くて、あまり新鮮味は無かったです。『死の鉄路』と妙に似ているし。そうか、これがクロフツお気に入りの展開なんだなあと感じました。
あとクロフツ作品では徹頭徹尾探偵役の視点で描かれているので、犯人の存在感が薄すぎる気がします。せめて最後に犯人からの一言が欲しいなあと思うのですが。
2008.08.18
名探偵登場
![]() | 名探偵登場 (創元推理文庫) Walter Satterthwait 植草 昌実 東京創元社 1999-07 by G-Tools |
奇術師フーディーニはとある貴族の屋敷を訪れた。知友コナン・ドイル卿も招かれ、降霊会が催されるのだ。実は敵から身を隠すためでもある。護衛はピンカートン社の探偵だ。と、たちまち幽霊騒ぎが、謎の狙撃が、ついには密室での怪死が。相次ぐ事件にロンドンから敏腕警部も到着するのだが……推理合戦の妙、探偵小説の粋!
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読んでいて愉快な気持ちになれるミステリ。
とにかくフーディーニがおもろいキャラで笑えます。
降霊会、館に出没する幽霊、コナン・ドイル、怪しい霊媒師、とネタも揃っています。
2008.08.18
ロジャー・マーガトロイドのしわざ
![]() | ロジャー・マーガトロイドのしわざ (ハヤカワ・ミステリ 1808) (ハヤカワ・ミステリ 1808) (ハヤカワ・ミステリ 1808) 勝呂忠 松本 依子 早川書房 2008-01-11 by G-Tools |
1935年、英国ダートムーア。吹雪のため、人々はロジャー・フォルクス大佐の邸に閉じ込められた。大佐、その妻と娘、ゴシップ記者、アメリカ人青年、女流作家、牧師とその妻、女優、医師とその妻。やがてゴシップ記者が全員の秘密を握っていることを示唆し、彼への憎しみが募るなか、悲劇が起こる。密室状況で記者が殺害されたのだ。被害者のポケットには不可解なアルファベットが記された紙片が。やがてセイウチ髭のトラブショウ元警部が駆けつけ、大佐が重大な告白を始める。「私の本当の名はロジャー」……ミステリの枠を打ち破る超ミステリ
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小さなところまで作者の神経が行き届いているし、作者のこだわりが感じられて、最後の最後まで飽きずに楽しめました。
女流作家イヴァドニの個性の強さ、元警部トラブショウの存在感の無さもなんだか笑えてしまう。
あとクリスティ好きにぜひおすすめしたい作品。
2008.08.18
サウサンプトンの殺人
![]() | サウサンプトンの殺人 (創元推理文庫 (106‐28)) F・W・クロフツ 東京創元社 1984-12 by G-Tools |
どうも自分は倒叙ものが苦手らしく、途中までなかなか読むペースが上がらず…。やっぱりフーダニットが好きだなあ。
2008.07.23





